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Lif/Linブログ Lohasで安心・安全なリネンカーテン【リフリン】の公式ブログです。

ナチュラル感いっぱい!今注目のリネンカーテンにデメリットはあるの?

優しい風合いで、お部屋に暖かな光を取り入れることができるリネンカーテン。
無垢の床や天然木の家具など自然素材にこだわった家が増えてきており、お部屋に天然素材のリネンカーテンを使う方も増えています。

昨今、家にいる時間が長くなり、お部屋で過ごす時間を少しでも快適に心地よくするために、これからリネンカーテンを使いたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、リネンカーテンを長く安心して使っていただくために、メリットデメリットを中心にリネンの特徴をお伝えし、リネンカーテンとの上手な付き合い方をご紹介します。

リネンカーテンの中にはリネンを100%使用したカーテンと、コットンなどを混ぜた混合タイプのものがあり、それぞれで特徴も変わってきます。

今回は、リネンを100%使用したカーテンのメリットとデメリットをご紹介します。

 

リネンとは?

リネンというと、ホテルの寝具類を思い浮かべる人がいるのではないでしょうか。または、麻でつくられた布製品全般を連想するかもしれません。

寝具
しかし厳密には、麻=リネンというわけではありません。植物の茎から採れる繊維の総称が麻で、リネンは数ある麻の仲間のひとつです。

さらりとした風合いをもち、スーツやカーテンなどに使われているリネンは、亜麻(フラックス)という植物が素材の繊維です。

亜麻は比較的気温の低い地域で育成します。主要産地はフランス北部・ベルギー・東欧諸国・中国と世界に広く分布しています。

なかでもヨーロッパ系リネンは品質の良さで知られており、世界中で愛用されています。

自然素材のリネン

リネンには「最古の繊維」と呼ばれる長い歴史があり、人類の暮らしに古くから寄りそってきました。定説では紀元前8,000年ごろから利用されているといわれています。

なんと1万年以上も使われ続けているのです。

人々の身近にあり、丈夫で汎用性が高いリネン。
現在のリネン製品には、事前に洗いをかける防縮加工が施され、自宅で洗濯できるものも見られます。

リネンカーテンの種類は?

リネンカーテンは豊富な織りの種類により、厚手からレース状のものまで多種多様です。

リネンはやわらかい繊維としなやかで柔軟性のある生地が特徴です。同じ麻の一種であるラミーは、固く張りがあり、より強いシャリ感があります。

リネンカーテンにはリネン100%のほか、ラミーや綿との混紡も多く、その割合によって風合いが異なります。

夏季のインテリアというイメージを持つ人もいるようですが、季節を問わず使える商品も多数あるのです。

LL2001

では、リネンカーテンを使う上で気をつけなければいけないことは何なのでしょうか?

リネンカーテンのデメリットについて、そしてその対処法についてお話したいと思います。

リネンカーテンのデメリット・注意点

では、リネンカーテンを使う上でのデメリットとその対処方をお話したいと思います。

デメリット①化学繊維に比べて価格が高い場合がある

人工的に製造できる化学繊維と比較し、天然素材であるリネンは貴重です。リネン(亜麻)は一度収穫すると6~7年収穫ができません。製造工程にも多く手がかかるため、化学繊維のカーテンよりも、どうしても価格が高めになります。

また高品質なリネンカーテンは、その魅力が十分に生かせるようオーダーメイドが多く見られます。素材自体の価格にオーダー料金が加わり、購入時の負担が大きくなりがちです。

デメリット②水洗いによって縮みがでる

自宅で洗濯をする場合も、洗濯表示には注意が必要です。

洗える場合でも、正しい洗濯方法をしないと縮みが発生する可能性があります。一般的にリネンは洗濯すると5~10%縮むと言われています。 ご家庭で水洗いで洗濯する場合には、あらかじめ5%ほど出来上がり寸法を長く縫製するのもお勧めです。

クリーニング店でドライクリーニングをする方法もあります。ドライクリーニングの場合は約1%ほど縮みます。(当社製品第三者機関による収縮検査から)

デメリットに思える伸び縮みも、海外では生地を床にひ引き摺る「ブレイクスタイル」というお洒落な方法でカーテンを楽しむ方法もあります。

デメリット③シワになりやすい

昔から「麻のスーツはしわになりやすい」とよくいわれます。

天然繊維は、化学繊維と比べるとしわになりやすい傾向があります。リネンカーテンのしわも表情であり味わいのひとつですが、気になるときには霧吹きでカーテンにたっぷり水をかけることで、カーテン自体の重さによってシワが改善されます。

霧吹きをかける

洗濯によるシワが気になる方は、洗濯機に入れる前にカーテンをきれいに折り畳み洗うと取り出した際にシワシワになることが抑えられます。

ただ、防縮加工のような細かいシワはできますが、洗濯機から取り出して、カーテンレールに掛けて乾かす際に、できるだけシワを伸ばしながら干してください。その状態で乾けば、そこまでシワが気になることはありません。

デメリット④遮光性が不足する可能性がある

自然素材のリネンカーテンには、化学繊維のカーテンに施されているような遮光効果は期待できません。

自然な光の通り具合こそがリネンカーテンの持ち味ともいえますが、遮光性がないと困る場合もあります。

Lif/LinフィールドシリーズLL2001
フィールドシリーズ ~LL2001~

寝室で朝の光を避けたいという場合や、夜寝る時は真っ暗にして眠りたいという方は、購入前に十分に検討しましょう。

どうしても遮光とリネンカーテンにこだわりたいという人には、ブラインドやロールカーテンとの併用がおすすめです。

デメリットと感じる部分でも、お手入れをすれば気にならなくなることもあります。

自然素材だからこそ、愛着を感じ、自分で育てていく感覚になるのではないでしょうか?

では、デメリットのあるリネンですが、もちろんメリットもあります。次はリネンカーテンのメリットをご紹介します。

 

リネンカーテンのメリット

化学繊維のカーテンは、リネンカーテンに比べると安い印象があると思います。値段は高いのに選ばれるリネンにはどのようなメリットがあるのでしょう?

手に入りやすい化学繊維のカーテンにはない、リネンカーテンの魅力についてご紹介します。

メリット①丈夫で耐久性がある


リネンカーテンの第一の特徴はその耐久性です。

使うほどに風合いが変わり柔らかさが増してきます。はじめは麻のシャリ感のある生地が数年後にはくたっと馴染んでいきます。

海外にはなんと100年以上使い続けられているリネンもあるほど。年を経るごとにやわらかさが増し、独特の味わいが出てきます。

長く愛用できるリネンカーテンは、一生ものにできるかもしれません。

また、静電気が発生しにくいので、ほこりが立ちにくく、赤ちゃんや子ども、ペットがいる家庭でも安心して使用できるのでおすすめです。

メリット②吸水性・速乾性に優れ、汚れにくい

リネンは、他の天然繊維であるコットンなどよりも、吸水性・速乾性に優れている素材です。

リネンの繊維に含まれるペクチンという成分には、汚れを防ぐほか、抗菌効果が期待できます。

こうした点も、清潔に使い続けられる理由です。汚れにくいからこそ、掃除機などの機械の操作も必要もありません。

メリット③通気性と同時に保温効果がある


自然の恵みから生まれたリネンは、呼吸をする繊維です。内側の空洞に空気が保たれ、通気性と同時に高い保温効果があります。

調湿性にも優れているので、室内の湿度のバランス調整も期待できます。

よく、「リネンは夏しか使うことができませんか?」という質問をいただきますが、この空洞のおかげで冬も気持ち良く、1年を通して使うことができるのです。

メリット④自然な透け感を楽しめる

リネンカーテンの大きな魅力がそのナチュラル感。光をほどよく透過し、太陽の動きを体感できます。

リネンカーテンの透け感は、暮らしのなかに自然な光を運んでくれるでしょう。

繊維1本1本の太さが違うことが写真から分かると思います。

だからこそ、部屋のなかに入る光もその時々でかわる良さを感じられます。

「透けない」よりもほどよい透け感を感じて、自然素材ならではの良さを楽しみたい方におすすめです。

メリット⑤発色が良く、デザインが豊富

白、オフホワイトを基調とするリネンですが、実は非常に発色に優れています。

そのため最近では、色の種類が豊富で、部屋に合わせたデザインを選ぶことができます。

元来おしゃれな印象のリネンカーテンですが、個性的な演出にも自在に対応可能です。柔らかい雰囲気にしながら、色やデザインにこだわりたい方にもおすすめな素材です。


上述した特徴からもわかるように、リネンカーテンを取り入れるメリットはたくさんあります。

自然素材特有の風合いは、北欧風のお部屋から和風のお部屋まで、どんなインテリアにもよくなじみ、部屋の雰囲気に溶け込みます。

素朴でありながらおしゃれという一見矛盾した希望をかなえられるのが、リネンカーテンの良さです。洗濯をすると洗いざらしの風合いを楽しめます。長く使えば使うほど愛着が増していくでしょう。

 

メリット・デメリットを知って魅力的な部屋づくりを

リネンカーテンは、ほかの素材では味わえない自然で上質な雰囲気が魅力です。

一方で自然素材だからこそのデメリットもあります。特別に扱いにくい素材というわけではありませんが、性質を理解していないとイメージとは異なる結果になることもあります。

オーダーカーテンで失敗したと感じないためにも、事前にメリットそしてデメリットを理解して使用することが大切です。

私たちがご紹介しているリフリンのリネンカーテンは、リネンを100%使用したこだわりの素材と、無地・ストライプ・チェック柄など80種類以上の豊富なバリエーションの中からお選びいただけます。

フラットカーテンやヒダ数を指定して縫製を行う、お客様のご自宅の窓、空間に合うカーテンをご紹介しております。

もちろんオーダーカーテンですので、リビングや寝室のカーテンだけでなく目隠し用の間仕切りやのれん、カフェカーテンなども承っています。

リネン素材のイメージで一般的なカーテンと比べて透ける理由で、カーテンには不向きと思う方も多いのですが、リフリンのカーテンは糸の織り密度も高い生地ですので安心してお使い頂けます。

リネンカーテン越しの光はお部屋の雰囲気を和らげ、木漏れ日の中にいる様な癒しをもたらしてくれます。

天然素材のカーテンでは珍しい、防炎加工や、伸び縮みのあるリネンだからこそ欲しい防縮加工をすることができるカーテンです。伸び縮みが特に気になる方や、防炎マークのついたカーテンを選びたい方にもおすすめです。

使用する方に安心して使っていただけるだけではなく、環境にも配慮したカーテンになっています。

リフリンのリネンカーテンは長く愛用すればするほど、味わいの出るアイテムです。
購入前には住まいとの相性を考えて、暮らしに合う商品を選びましょう。

 

▼リネンの特長についてはこちらも是非ご覧ください

【リネンの5つの個性】

 

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