リネンカーテンを使ってみたものの、カーテンの中央の隙間が気になる。
この隙間、もう直らないのかな?
と思っている方も多いかもしれません。
リネンの特徴と一緒に、解決法をお伝えします。
カーテンの中央に隙間が空いた時の対処法
- カーテンの中央に隙間が空くとは?
- どうしてカーテンの中央に隙間が空くの?
- カーテンの中央に隙間が空いてしまった時の対処法
カーテンの中央に隙間が空くとは?
両開きのカーテンで2枚の布を中央で閉じる場合、しっかり閉じてもカーテンとカーテンの間に隙間が空いてしまうことがあります。
片開きと言って、窓に対して1枚のカーテンの場合はあまり気にならないかもしれませんが、両開きの2枚で作製しているカーテンの場合は、ちょうど真ん中に隙間が空いてしまうため、見つけてしまうとずっと気になってしまいますよね。
しかも、カーテンを閉じているときは主に夜。空いている隙間から室内が見えてしまうのでは?という不安もあります。
どうしてこのようなことが起こるのか、また、このようになってしまったときの対処法をご紹介いたします。
どうしてカーテンの中央に隙間が空くのか?
カーテンの中央に隙間ができるのは、リネンカーテンにだけ起こることではなく、一般的なカーテンでも起こりうることではあります。
ただ、特にリネンカーテンでは、開閉の際に生地が折りたたまれてしまったり、生地の端が裾へ向かって内側にカーブしてしまう現象が起こりやすいです。
麻はザラザラ・ゴワゴワしたイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、上質なリネン100%の生地は、とてもなめらかでくたっとしています。
ですので、カーテンとして仕立てても、意外とボリュームは大きくはありません。
そこまで張りがある生地ではないため、使用する生地の量が少ないと、中央の部分の隙間が特に気になってしまう可能性があります。
カーテンの中央に隙間が空いてしまった時の対処法
それでは、カーテン中央の隙間をなくすにはどうしたらよいでしょうか。
①カーテンの幅にゆとりを持たせて作成する
カーテンを作製する際に、横の幅にゆとりを持たせて作成することで、カーテンを閉じたときの重なり合う部分が生まれます。
生地と生地が重なり合うことで、中央の隙間は開きにくくなります。
②霧吹きをかける
毎日のカーテンの開閉の際に生地がたたまれてクセが付いてしまった場合は、①の方法で閉めてみても、結局中央に隙間が空いてしまいます。
そんな時は、生地がたたまれてクセが付いている部分に、水の入った霧吹きをかけてみましょう。
生地がしっとりとするくらい、たっぷり吹きかけてください。
そして、たたまれている生地を起こすように、手で矯正します。
矯正した状態でを維持してしばらくそのままにします。
生地が乾いた頃には、たたまれた部分もある程度は元に戻ります。
③アイロンを掛ける
①②の方法をしてみても、直らない場合は、霧吹きをかけた後、部分的にアイロンを掛けてみるのも有効です。
カーテンの中央に隙間が空いたときの対処法 まとめ
リネンカーテンは中央の隙間が開きやすい
カーテンの幅にゆとりを持たせることで、解消できる場合もある
気になる部分に水の霧吹きをかけてみよう