「カーテンが床を引きずる」と聞いたら、どう思いますか？
日本人の場合、10人中9人くらいは、「カーテンが汚れる!!」と思われるのではないでしょうか。
日本では、カーテンが床に着かない床上1㎝が標準になっています。
ですが、ヨーロッパでは床に引きずるほど裾の長いカーテンのスタイルがあり、「ブレイクスタイル」と呼ばれています。
ドレスのように裾が長い方がよりエレガントで上品な印象になるため、当たり前のように取り入れられています。
最近では、日本でもヨーロッパのようなインテリアスタイルがとても人気があります。
「ブレイクスタイル」のカーテンはそんなインテリアスタイルに欠かせないアイテムです。
リネン100％の柔らかい生地で長めに仕立てられたカーテンは、お部屋を上品にそしてエレガントな印象を与えます。
今回は、Lif/Linリネン生地と相性のいい「ブレイクスタイル」をご紹介します。
ブレイクスタイルのイメージは？
カーテンの丈の長さは、床から少し離れているくらいがいいでしょうか。
それとも、床に着くくらいの長さでも気にならないでしょうか。
まず、カーテンの丈の長さやバランスを意識して写真を見ていきましょう。
あなたはどれくらいの丈の長さがお好みでしょうか？
「ブレイクスタイル」はカーテンの裾を床まで長く垂らすスタイルで、ヨーロッパの優雅なドレスのような雰囲気になります。
家具やファブリックのイメージに合わせて、エレガントで上品なお部屋に仕上げたい方にはぴったりのスタイルです。
ブレイクスタイルのメリット・デメリット
カーテンを窓に掛けることで、寒い冬に窓下から入ってくる外の冷気を防ぐことができます。
また、夏には強い陽射しや熱気を室内に入れにくくする効果もあります。
「ブレイクスタイル」は床とカーテンの隙間を埋めてくれる、床を引きずる丈のカーテンですのでより断熱・保温効果を上げてくれるのです。
メリット
断熱・保温効果を高め、見た目にも意匠性がいいところ
自然素材ならではの伸び縮みがありますが、もともと長さがあるために気づきにくくなります。また、ホコリが気になると思いますが、自然素材であるリネンは 静電気を帯びにくいためつきにくいのです。
それでもホコリがついた場合は軽くカーテンをバタつかせてホコリを落としたり、年に1回ほどドライクリーニングや洗濯をされると、カーテンの寿命も延び長持ちします。
デメリット
お子様やご家族の一員の動物たちが巻き付いたり、引っかかってしまう可能性があるところ
とても気持ちの良い素材のため、もしかしたらじゃれて引っ張られてしまうことがあるかもしれません。これはデメリットにはならないかもしれませんね。
ただ、カーテンにとっては引っ張りによるよって伸びたりほつれたりすることにつながり、裂けてしまうこともありますのでほどほどにお願いいたします。
また、ブレイクスタイルとジャストサイズで悩む方もいらっしゃると思います。カーテンは丈の長さを変えるだけでかなり雰囲気が変わります。違いが気になる方は、一度下記のブログをお読みください！
ブレイクスタイルの丈の長さの決め方
「ブレイクスタイル」といっても丈の長さもいくつかあり、長さによって雰囲気にも違いが出てきます。
どれくらいの丈の長さの種類があるのか、またどの丈が好みに合うのか見ていきましょう。
床+5cmでふんわり軽やかに仕上げる
カーテンの裾が床にふんわりかぶるくらいの長さです。
長いと不安に感じるけど挑戦してみたい方にはぴったりの長さです。
床+10cmでエレガントに仕上げる
カーテンの裾の折返し部分がペタッとつく長さです。大分エレガントなイメージになりました。
お部屋全体が上品なインテリアスタイルに仕上がります。
床+15cm～20cmでラグジュアリーに仕上げる
カーテンの必要丈の長さが220cm以上の大きな窓には特にお勧めです。
豪華さやラグジュアリー感が増すため、芸術を感じる仕上りになります。
ドレープ（フィールドシリーズ・フォレストシリーズ）とレース（エアリーシリーズ）の違いでも見え方が変わってきます。
レースの方がより柔らかでやさしい印象になります。
長さだけではなく、ヒダによっても印象が変わります。カーテンボックスのあるレールではまとまりやすくラインが美しく出るのでヒダありがお勧めです。
リネンならではのナチュラル感を楽しみたいなら、ヒダなしフラットも素敵です。
「ブレイクスタイル」ならカーテンの丈が長いため、リネンの特徴である伸び縮みも気づきにくいため気になる方にはいいのではないでしょうか。
いかがでしょうか。リネン生地の「ブレイクスタイル」カーテンに是非挑戦してみてください。
まとめ
✔「ブレイクスタイル」はお部屋を格上げしてくれるカーテンスタイルです
✔「ブレイクスタイル」のメリットは断熱・保温効果を高め意匠性が高くなるところ
✔「ブレイクスタイル」の丈は好きなスタイルに合わせて決めましょう
