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リネンカーテンの丈の特徴と魅力を解説します!

リネンカーテン 丈の特徴

リネンカーテンを選ぶ際に、よくお聞きする声があります。

「リネンカーテンをオーダーで作る際、丈の長さはどのくらいがオススメですか?」

リネンは自然素材なので、室内環境や季節によって伸びたり縮んだりといった変化があります。湿気が多い梅雨時期などは思った以上に丈が伸びたり、からっとした夏の熱い時期などは逆に縮んだりします。

一部分だけ床についたりすることもあります。

今回はそんなリネンカーテンの、丈の特徴と魅力について詳しく解説していきます!

リネンって一体何?

そもそも、「リネンカーテン」の「リネン」とは何なのでしょうか。

リネンの原料:フラックス

これがリフリンで使っているリネンの原料であるフラックスと呼ばれる植物です。
小さい可憐な薄い青色のお花が咲きます。

初めてこれを知ったとき、「リネンってこんなに可愛いらしいお花が咲くんだ」と思いました。てっきり、緑色の長い植物かと・・・

実はリネンの元となっているのは、このフラックスの茎の繊維になります。

リネンの糸ができる過程

実際に、フラックスの茎の繊維からどのようにリネンの糸が出来上がるのか見ていきましょう。

収穫期を迎えたリネン畑の様子

乾燥をして繊維をほぐしている様子

ほぐした繊維をさらに梳いていく様子

リネンの糸の完成!

染色をすることにより、色とりどりのカラーを表現することができます。近年では、リネン製のシャツやパンツなどファストファッションでも、リネンを取り入れているものを多く見るようになりました。

今知りたいリネンカーテンの魅力!特徴やメリット・注意点を解説

リネンカーテンの丈の特徴

ここまで、リネンとはそもそも何か、またリネンの糸はどのように作られているのかを解説してきました。

ここからは、本題のリネンが伸び縮みする理由とリネンカーテンの特徴について詳しく見ていきたいと思います。

伸び縮みの理由

冒頭でも、「リネンは自然素材なので、室内環境や季節によって伸びたり縮んだりといった変化があります」と述べましたが、
その理由は 繊維の構造 によるところがあります。

「中空構造」

この言葉を聞いてピンと来た方は、少ないのではないでしょうか?

分かりやすく例えると、マカロニやレンコンなどを思い浮かべて下さい。
中が空洞(又は所々空洞)になっている構造のことをいいます。

リネン繊維の断面図
参照:「麻の基本知識」(日本麻紡績協会)

この構造のおかげで、リネンのカーテンが伸び縮みするのです!

伸び縮み というとデメリットのように聞こえるかもしれませんが、伸びるということはお部屋にある湿気を吸い込んでいる証拠でもあります。

お部屋の中の自然な調湿作用効果のあるインテリアアイテムでもあるのです。

ここで先ほどの写真を改めて見てみます。

リネンカーテンが湿気を吸ってくれて丈が伸びるということは、リネンカーテンが頑張ってお部屋を快適な室内環境にしようとくれているようでなんだか愛くるしく見えてきませんか?

リネンは天然の湿度計なのです。

伸縮することで、「あ、今日は湿度が高いんだな」とか「今日は乾燥しているな」などが分かります。ニュースや数字ももちろん大切ですが、空気の湿度や香りなどを感じながら心地よい暮らしができたら素敵だと思います。

リネンカーテンの丈の魅力

リネンカーテンの伸び縮みのしくみについて、お分かりいただけましたでしょうか。

自然な風合いに癒されながら、安心で快適な日々を過ごしてみませんか?

リネンカーテンをぜひ試してみたいと思って下さった方に、ここからは化学繊維にはない、伸び縮みの魅力を生かしたスタイルをご紹介します。

最近よく聞くブレイクスタイルって何?

伸び縮みのあるリネンカーテンをよりお洒落に楽しむ方法があります。

それは「ブレイクスタイル」です。

ブレイクスタイルとは・・・
  カーテンの丈を床に引き摺るぐらい長めに設定をして作製するものです。
  インテリアがお好きな方がよく採用していただくカーテンスタイルです。

日本では床にカーテンが引き摺るのはおかしいという認識を持たれ方も多いのですが、海外では逆に当たり前に採用がされているスタイルです。

ブレイクスタイルの特徴としては、

①床に生地が垂れるので、ファブリックとしての柔らかさがより強調される
②たっぷりの生地で窓まわりを覆うことになるので、保温効果が期待できる

の2つになります。

「床のホコリがつくから、なんだか嫌だな」という方はご安心ください。
リネンは自然繊維だからこそ、静電気が帯づらく埃っぽくなりづらいのです。
また着いた埃も簡単に取り払うことができます。

いつまでも買った状態のままで使いたいという気持ちもあるかもしれませんが、自然素材のインテリアアイテムは却って使い込んだ風合いの方が素敵です。

ブレイクスタイルの注意点

それは「結露」です。

窓の結露に要注意 ブレイクスタイル

窓や床が季節によって、結露が発生してしまうお部屋にはあまり採用をおすすめしません。

リネンの生地は通気性が非常にいいので速乾性に優れてはいますが、結露が原因でシミやカビの原因となってしまうかもしれません。

これはリネンカーテンだけの話ではありませんが、結露に強いアルミブラインドや耐水性のあるロールスクリーンが適している場合もあります。

カーテン一口に言ってもいろんな選択肢があります。

「スタイル」「カラー」「素材」「予算」「使い勝手」

ものを選ぶ際にはこれらのような基準を元に選んでみてください!

まとめ

リネンカーテンは、1年を通して快適に使っていただける自然素材カーテンです。

リネンを選ばれた際には、丈の変化を日々、見ながら過ごすのもおすすめです。
だんだんと愛着も湧いてくると思います。

ブレイクスタイルってどんなイメージ?

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