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防炎のカーテンをお探しの方へ!Lif/Linリネンカーテンの防炎加工をご紹介

Lif/Linのカーテン

近年、地震などの災害体験や災害ニュースをきっかけに防災への意識が高まっているなかで、ご自宅や人の多く集まる店舗やホテルなどの公共施設でも防災対策を見直すというお声をお聞きします。

カーテンにおいても、高層マンションやホテルなどで、法律により「防炎加工」が義務付けられているところがあります。そのような中で「防炎加工が施されたカーテン」をお探しの方もいらっしゃるでしょう。

「カーテンでも防災対策ってできるの?防炎加工はできる?」

このようなお問い合わせをいただくことがありますが、リネンカーテンLif/Linでは防炎加工が可能です。

今回は、すぐに実践できるカーテンの防炎対策や、弊社のリネンカーテンの防炎加工オプションについて詳しくご紹介していきます!

カーテンの防炎はできるの?

結論から延べますと、カーテンでも防炎対策はできます!

特に、カーテンは燃えやすい素材で作られていることも多く、火災の原因になることがあります。しっかりとカーテンの防炎対策を行えば、火災のリスクを軽減することができます。

そこで今回は、主に3つの対策方法をご紹介します。気になる方はぜひ一度実践してみてください。

防炎とは?

そもそも「防炎って何?」と思った方もいらっしゃると思います。消防庁(『防炎の知識と実際』)では、「防炎」の定義について下記のように記載しております。

 防炎とは、「燃えにくい」性質のことであり、繊維などの燃えやすい性質を改良して防炎の性能を与えると、小さな火源(マッチやライターなど)に接しても炎が当たった部分が焦げるだけで容易には着火せず、着火しても自己消火性(小規模燃焼において(有炎、無炎を含む)燃焼が継続しない性質)により燃え広がらなくなる性質のことである。

ここで大切なのは、「燃えない」わけではなく、「燃えにくい」という部分です。
「防炎」について、何となく分かりましたでしょうか?ここからは、皆さんでも実践できる防炎対策についてご紹介していきます!

対策1.防炎加工を施す

防炎加工とは、カーテン周りで火災が発生し、カーテンに火が燃え移ったとしても、そこから燃え広がりにくくする加工のことです。

この加工は一般のご家庭としても安心できるものですが、人が多く集まる建物内で安心して過ごすための義務として必要な加工でもあります。

先程も説明した通り、残念ながら完全に燃えることを防げるわけではありません。
しかし、防炎加工を施したカーテンは、火災が発生した場合でも燃焼が遅れるため、火災拡大を防いでくれます。また、カーテンが燃焼した際に出る有害な煙やガスの発生量も少なくなるため、人の命を守ることにつながります。

 

それでは、どのような方にこの防炎加工カーテンが必要になってくるのでしょうか。
私たちスタッフがおすすめしたい方は、下記に当てはまる方になります!

「消防法」で義務付けられている方

「消防法」により、高層マンション不特定多数の人が出入りする施設などでの防炎加工のカーテンの使用が義務付けられています。具体的には、下記の場所になります。

・高さ31メートルを超える高層建築物(だいたい11階建てくらいの高さ)
※1階や2階に住んでいても、必ず防炎加工のカーテンを付ける義務があります。
・学校、病院などの公共施設
・百貨店、飲食店、ホテルなど不特定多数の人が出入りする施設 など

※詳しくは「消防法第8条3第1項」を参照してください。

火をよく使うお部屋に取り付けたい方

カーテンは、窓辺に設置されることが多いため、火災のリスクが高まります。特に、キッチンやリビングなどの火元の近くに設置される場合には、火災のリスクが高くなります。そのため、火災のリスクが高い場所には、防炎性の高いカーテンを設置することが望ましいです。

例えば、火をよく使うキッチン周りにカーテンを付けたい方。
ガスコンロのあるキッチンは家庭の中でも火災が起きやすい場所ですよね。

また最近寒くなってきて、そろそろストーブやヒーターを出した方もいるのではないでしょうか。
カーテンの近くにはストーブやヒーターを設置しないことが望ましいですが、どうしても置きたい方は防炎加工をおすすめします。

キッチン周りのリネンカーテン

防炎加工は一般のご家庭としても安心できるものですが、人が多く集まる建物内で安心して過ごすための義務として必要な加工でもあります。

少しでも不安な方は上記に当てはまらないか、ぜひ今一度確認をしてみてください。

対策2.難燃性の高い素材を選ぶ

難燃性とは、「素材自体が燃えにくい性質」という狭義の意味合いが含まれ、具体的には、原料である高分子そのものを合成反応の段階から燃えにくくしたものを指します。

カーテンでは、難燃性の高い繊維が含まれている素材を選ぶことも可能です。難燃性の高い繊維には、例えば下記のようなものがあります。

・モダクリル
・ポリ塩化ビニル
・アラミド繊維
・塩化ビニリデン     など

また、天然素材の中でもウール(羊毛)は、モダクリルに劣らない難燃性の高い素材です。これらの素材は、自然に燃えにくいため、カーテン自体の燃えにくさを補う効果があります。

対策3.定期的なメンテナンスを行う

カーテンは、日常的な使用やほこりなどによって汚れや劣化が進みます。汚れたカーテンは、燃えやすくなることがあります。

そのため、定期的なメンテナンスを行い、清潔に保つことが重要です。

カーテンのお手入れ

リネンカーテンは、自然素材なので化学繊維のカーテンに比べると、静電気が起きにくく、ほこりの吸着が少ないです。
選ぶ素材によっても、お手入れ方法はかわってくると思います。正しいお手入れをしながら、安心に快適に過ごしましょう。

『リネンカーテン おすすめのお手入れ方法』はこちら

リネンカーテンLif/Linの防炎加工 おすすめポイント!

ここまで、カーテンの防炎性を高める方法について紹介してきました。
しかし、こんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「防炎性のある自然素材のカーテンを使いたい!」

そんな方のために…
Lif/Linのリネンカーテンでは、先程少し紹介した「防炎加工」のオプションを用意しております!

ここから先は、Lif/Linの防炎加工のおすすめポイントを紹介していきます。

ポイント① 燃え広がりにくくなる

上記でも述べたように防炎加工を施すことで、火を燃え広がりにくくすることができます。布である以上全く燃えないわけではありませんが、燃え広がるスピードを抑えることで、火災が起きた際の被害拡大を抑えたり、逃げる時間を作ったりすることができます。

火災で亡くなる原因で最も多いのが“逃げ遅れ”と言われています。

小さなお子様やお年寄りの方がいるご家庭では、もしもの火災の際に、少しでも燃え広がるスピードを遅らせることができれば、ご家族が無事に逃げ切ることができるかもしれません。

万が一に備えて、防炎加工を検討してみてはいかがでしょうか。

ポイント② 厳しい品質基準をクリア!肌着レベルの安心できる素材

「加工」という言葉から、何か身体に良くないイメージを抱かれる方も少なくないでしょう。

Lif/Linのリネン生地は全て、自然素材のリネン100%の生地をより快適に安心してお使いいただけるように第三者機関による品質検査を行っています。

防炎加工の生地の場合もホルマリン検査を行っており、肌着レベルの基準をクリアしております。

したがって、いろいろな方に安心して長くお使いいただけると思います。

お子様にも安心なリフリンの防炎カーテン

ポイント③ 見た目に風合いが出る

加工後の見た目に不安がある方もいるのではないのでしょうか。

Lif/Linの防炎加工は、多少パリッとした肌触りにはなりますが、リネンの風合いが損なわれることはありません
使っているうちにだんだん柔らかさが出てきます。

また、見た目もノーマル生地とほとんど変わらないためご安心ください。
(左は2ツ山カーテン、右はフラットカーテンのため、少しヒダ感に違いはありますがご了承ください。)

ノーマル生地と防炎生地の比較
左:LL2112(ノーマル生地) 右:LL2112F(防炎生地)

⚠ 注意点 ⚠

ここまで、防炎加工の良さについて説明してきましたが、注意点にはどのような点が挙げられるのでしょうか。

洗うと加工が取れる

防炎性能のあるものに付く防炎ラベルには、カーテン・暗幕だけでも、次のような種類があります。

防炎ラベルの種類 カーテン・暗幕
出典:日本防炎協会「防炎表示と防炎ラベル

これらの防炎ラベルを付けることができるのは、消防庁長官によって「登録表示者」として登録された業者に限られています。

Lif/Linのリネンカーテンに付く防炎ラベルは『防炎ラベル(二)』(マンション等の集合住宅で使用可)というものになります。洗濯後は再防炎処理が必要になります。

防炎ラベル

防炎ラベル シール 実際
実際はこのようにシールで貼られます

そのため、ご自宅でのお洗濯やドライクリーニングによってこの防炎機能は落ちてしまいますが、その後も再加工をすることは可能ですのでそのときにはお気軽にご相談ください。

価格が上がる

オプションになりますので、加工の有無で金額が変わります。Lif/Linには、3つのオプション加工があります。

・防縮加工:  生地のm価格にプラス1,000円=ノーマルな生地の約1.2倍
・防炎加工:  生地のm価格にプラス2,000円=ノーマルな生地の約1.5倍
・防炎防縮加工:生地のm価格にプラス3,000円=ノーマルな生地の約1.7倍

上記の価格アップを目安に、リフリンのオプションをご検討くださいませ。

さらに価格が詳しく知りたい方は、下記のオンラインショップにて検討している生地をクリックしていただくと、ご注文(お見積り)フォームが出てきますのでぜひご利用ください。

『お見積りが確認できるページ』はこちら

製作に時間がかかる

その都度、必要な分だけ加工を施しているため、加工を施さない場合と比べると、作製にお時間をいただきます。(通常の納期にプラス1週間程度いただきます。)

ご希望納期がございましたら、ぜひご相談いただければと思います。

防炎加工カーテンをお使いの方のお声を紹介

さて、ここまで防炎加工のカーテンについて詳しく紹介してきました。

実際のLif/Linの防炎加工を施したカーテンをお使いの方の「お客様の声」を紹介したいと思います。

お客様の声①

防炎加工を施したリネンカーテン
我が家は和風の作りなのですが、馴染んでいていい雰囲気です。
同じ生地を横向きにして切り替えた、裾の部分もアクセントになって気に入っています。
防炎加工でゴワゴワしたりするのかなぁ。と出来上がるまで少し心配していましたが、手触りも柔らかく気になりませんでした。
カーテンを購入する機会は少ないので、失敗したくない!という思いがありましたが、満足しています。
これからもカーテンを大事に使いたいと思います。

(神奈川県葉山町 K様より お客様の声ページを見る

お客様の声②

防炎加工を施したリネンカーテン
私は、とてもこだわりのある宿を建てました。

新築、木造で木のぬくもりが感じられ、自然なものに一つ一つこだわりました。
そして、宿ですので、防炎加工はマスト。

他のネットショップでは防炎加工のカーテンで納得のいくデザインがなく、あきらめようとしていた矢先に、Lif/Linを見つけたんです!
ここしかない!と早速TEL。とても丁寧に、親切に対応してくださって、無事オーダーメイドの素敵なカーテンが届きました。

宿泊される方や、見学に来られる建築士の方にも「どこのカーテンですか?」とたずねられることが多いです。
我が宿自慢のカーテンです。

(長崎県 S様より お客様の声ページを見る

playlist_add_checkまとめ

いかがでしたでしょうか。
防炎加工を行うことで、より安心してリネン100%のカーテンを使うことができます。
自然素材のカーテンで防炎加工を悩まれている方は、ぜひ検討してみてください。

また、Lif/Linでは、一般のご家庭のみならず、店舗やホテルなど、公共的な施設で防炎加工されたリネンカーテンをお探しの方からのご相談も承っております。
少しお話を聞いてみたいという方はお気軽にリネンカーテンlif/Linへお問い合わせくださいませ。

他にも、Lif/Linでは「防縮加工」「防縮防炎加工」などのオプション加工を用意しています。
気になる方はぜひ下記のブログをチェックしてみてください!

ご不明点などございましたら、
下記までお問い合わせください。

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